ホーム紹介

  
  

パリアティブケアホームの目指すもの

1.あらゆる角度から支援

パリアティブケアホームの理念である〈パリアティブケア〉とは、生命を脅かす疾患による苦痛を緩和し、生活の質(QOL)を改善する医療のことで、〈全人的ケア〉とも言われています。お一人お一人が望まれる暮らしを実現できるよう、全力を尽くしたい……。そうした願いのもと、身体的な苦痛を軽減するだけでなく、看護スタッフと介護スタッフが連携し、精神的な面や社会的な面を含めた幅広い支援を行っています。

2.<要看護期>の苦痛を軽減

バリアティブケアホームでは、日常的に看護の必要なご状態を〈要看護期〉と位置付けています。医療的な処置はもちろん、日々の健康管理や精神的なケアなど、専門的な知識と技術を持った看護師が、密接に関わらせていただく必要のある時期です。可能な限り痛みや苦しさを軽減し、穏やかに毎日をお過ごしいただけるように、主治医の先生方のご指示のもと、切れ目のない看護サービスをご提供します。

3.職員体制の充実が<要>

ご提供するサービスの質を向上させるためには、職員体制を強化するための取り組みが不可欠です。職員の人数を多く配置する〈数〉、社内研修や新人教育を重視する〈質〉、サービスの一つ一つを手順として確立する〈意識〉という三つの領域において、常に高い目標を設定。定期的に職員面談や社内監査を実施しながら、目指す〈パリアティブケア〉の実践に向けて、日々、職員体制の充実に努めています。

4.リハビリテーション専門職の配置

それぞれの事業所には、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士など、リハビリテーションの専門スタッフが配置されています(愛知県の事業所では非常勤職員)。訪問看護サービスの時間内に行われる個別リハビリだけでなく、住宅でも集団リハビリや集団レクリエーションを実施。機能訓練としてのリハビリだけでなく、身体機能を維持し、意欲的に生活していただく意味でも、様々な形で積極的にサービス提供を行っています。
[ 重点対応疾病 ]
パリアティブケアホームが特に力を入れて対応している疾病です。
■ 多系統萎縮症(線条体黒質変性症、オリーブ橋小脳萎縮症、シャイ・ドレーガー症候群)
■ パーキンソン病
■ 慢性炎症性脱髄性多発神経炎
■ 人工呼吸器装着が必要な疾病・疾患
■ 脊髄小脳変性症
■ 進行性筋ジストロフィー
■ 末期の悪性腫瘍(末期がん)
■ 進行性核上性麻痺
■ 重症筋無力症
■ 多発性硬化症


[ 準重点対応疾病 ]
重点対応疾病以外の指定難病等を準重点対応疾病と定めています。
様々な疾病を抱えた方を受け入れた実績がありますので、まずはご相談ください。

対応実績のある疾病 ※2025年1月1日現在
■ 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
■ プリオン病
■ 大脳皮質基底核変性症
■ 脊髄性筋萎縮症
■ HTLV-1感染症
■ 肝硬変
■ 骨髄異形成症候群
■ 白血病
■ 多発性骨髄腫
■ 播種性血管内凝固(DIC)
■ 関節リウマチ
■ 慢性閉塞性肺疾患
■ 脳血管疾患
■ HIV感染症
■ 四肢機能障がい
■ 脊髄損傷
■ 潰瘍性大腸炎
■ 水頭症
■ 膠芽種
■ 褥瘡(臀部褥瘡Ⅲ度など)
■ 後縦靱帯骨化症   他


対応実績のある医療処置 ※2025年1月1日現在

■ 喀痰吸引
■ 人工呼吸器
■ 非侵襲的陽圧換気(NPPV)
■ カフアシスト
■ 気管カニューレ
■ 経鼻経管栄養(NG・ED)
■ 経皮経食道胃管(PTEG)
■ 胃瘻・腸瘻
■ 膀胱留置カテーテル・尿バルーン
■ 膀胱瘻・腎瘻
■ ストーマ
■ 浣腸・摘便
■ シャント
■ CVポート
■ PICCカテーテル
■ ヒックマンカテーテル
■ CVカテーテル
■ 末梢持続点滴
■ 血糖測定(穿刺・リブレ)
■ インスリン注射
■ ペースメーカー
■ 植え込み型除細動器(ICD) 他

パリアティブケアホームの手法とは

事業所と事業所が連携し、お一人お一人のご入居者様を包み込む。新しい暮らしの提案。

パリアティブケアホーム

ご居者様の〈住まい〉となるのは、〈パリアティブケアホーム〉のブランド名で展開している、サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームです。60歳以上の方や要介護の認定を受けておられる方にご入居いただき、住宅のスタッフが、見守りや健康相談、生活の支援、緊急対応などのサービスを提供させていただきます。また、有料老人ホームの場合は、高齢者だけでなく、障がいの認定を受けておられる方のご入居も可能です。

訪問介護事業所

パリアティブケアホームには、併設(または提携)する訪問介護事業所があり、ご入居者様へのサービス提供が可能となっています。24時間体制でニーズにお応えできるのが、併設・提携事業所の大きな強み。起床や就寝の介助、深夜時間帯の排泄介助など、ご自宅では手配がむずかしい時間帯でも、豊富に配置された介護スタッフが訪問させていただきます。また、専門性の高い職員を擁する事業所として、特定事業所加算の対象事業所となっています。

訪問看護ステーション

パリアティブケアホームに併設(または提携)された訪問看護ステーションは、難病や末期がんの対応に関して、高い専門性と豊富な実績を有しています。主治医の先生方のご指示のもと、高度な医療処置を行う場合もあり、サービス付き高齢者向け住宅(有料老人ホーム)で提供される在宅医療サービスとして、限界に挑戦している毎日です。指導的な立場の看護師の中には、日本難病看護学会認定の「難病看護師」資格を取得している者も多く、事業所としても様々な形で資格取得をバックアップ。難病に関する独自資料の作成や、看護サービス提供時の手順の精査などを通して、看護師の教育と研修にも積極的に取り組んでいます。

居宅介護支援事業所

パリアティブケアホームでは、提携する居宅介護支援事業所だけでなく、地域の事業所とも密接な関係を築いています。ご入居者様の中には、在宅時のケアマネジャー様を継続される方も多くおられます。

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